2022.11.04
WOOL COAT〜 選りすぐりの極上素材で仕立てた一生モノのコートを、今こそその手に
オーセンティックなデザインが魅力のマッキントッシュ ロンドンのコートは、素材次第で大きく印象が変わります。今回は世界中から厳選した、贅沢なファブリックをフィーチャー。流行に左右されず、ドレスにもカジュアルにも着回せる、自分史上最高の1着を見つけてください。
＃０3 ≪英国らしいダイヤモンド型キルトを現代的にアップデート
高級ファブリックの代名詞的存在「ロロ・ピアーナ」の機能性ツイード
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希少な獣毛を優先的に取り扱い、糸から生地まで一貫して自社工場で製造している名門テキスタイルメーカーがロロ・ピアーナ。こちらの“ダンフォード”には、同社のグリーン・ストーム・システムを備えたイタリアンツイードを採用。生地裏面にエコフレンドリーな生分解性フィルムをあしらうことで、クラシカルな見た目ながらも防水性と防風性のある機能性素材なのです。ケーブルニットやコーデュロイパンツといった風合いのあるアイテムを組み合わせたカジュアルも、深みのあるイタリアンツイードが一歩上のクラス感をもたらしてくれます。
メランジ糸による奥行きのあるツイードが、他との違いを主張
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一般的なツイードはざっくりとした質感とハリ感が特徴ですが、ロロ・ピアーナの手にかかれば滑らかで柔らかに。さらに、シルクを混紡したメランジ糸で織り上げているので、深みのあるチャコールグレーに仕上がっています。極上素材のコートに袖を通すたびに気分が上がるはず。
エレガントな見た目ながらも、リラックスした着心地で楽しめる
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フィレンツェ郊外のプラトーで1956年に創業した、テキスタイルメーカーのラニフィーチョ・ローマ。同社が得意としている、布帛と見紛うほど自然な仕上がりのツイードジャージー生地を、シングルブレストの“ピーコート”に採用。伝統的なグレンチェック柄とツイード調の風合いを、柔らかな着心地とナチュラルストレッチで楽しめるのです。白ニットと黒パンツを合わせたモノトーンスタイルも、グレンチェックのコートが洒脱にブリッジしてくれます。ショート丈で動きやすいジャージー素材のため、ドライブ時の相棒としても重宝するはず。
ジェントルマンを自認するならワードローブに加えるべき1着
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ノッチドラペルでシングルブレスト２ボタンという、“チェスターコート”の基本型を極上素材でモダナイズ。メリノウールにカシミヤを混紡して織り上げたのち、縮絨・起毛させ、毛足の長さを一定に刈り込んだショートビーバー素材は、滑らかなタッチと優美な光沢が自慢。まさに紳士のドレスアップに欠かせない素材であり、スーツスタイルを格上げしてくれる特別なコートなのです。ビジネスやフォーマルシーン以外にも、ニットやスウェットパーカをインナーにしたカジュアルスタイルもおすすめ。艶やかな素材が周囲との違いを静かに主張します。
