2021.01.15
トレンチコートをシーン別に~ビジネス、カジュアル、ドレッシー~
マッキントッシュ ロンドンのシンボリックなアイテムの一つ、トレンチコート。雑誌『eclat』や『Marisol』で活躍中の人気スタイリスト 村山佳世子さんに、トレンチコートをシーン別にスタイリングいただきました。ビジネス、カジュアル、ドレッシー、どんなスタイルもトラッドにまとまるトレンチコート。村山さんの"シーン別トレンチコート着回し術"をご参考に。
WORK STYLE
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「膝丈のベーシックなトレンチコートは、色々なシーンで着られますが、ONスタイルはやっぱり定番。落ち着いた色味のアンサンブルニットとパンツの上に羽織れば、トラッドでマニッシュな通勤スタイルが完成。コートの前を開けたり、ベルトを締めたりするだけでも表情が変わるのがトレンチの魅力。」(スタイリスト 村山さん)
CASUAL STYLE
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「一枚で様になる上質なトレンチコートは、カジュアルなシーンにもよく似合う。白Tにデニムといったシンプルなインナーでも、コートに張りがあるから、品の良い大人カジュアルが決まります。レオパード柄のバッグでスパイスを効かせる遊び心と一緒にお出掛け。」(スタイリスト 村山さん)
DRESSY STYLE
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「ディテールがそぎ落とされたトレンチコートは、ワンピースなどフェミニンな装いに羽織っても絵になります。ワンピース感覚で着られるニットのセットアップにスカーフで艶感を足して、オケージョン仕様に。トレンチの生地にも艶があるから違和感なし。シーンを選ばず着られる、一着持っていると便利なトレンチです。」(スタイリスト 村山さん)
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TRENCH COAT 20AW
マッキントッシュ ロンドンでは毎シーズン新しいトレンチコートを発表しています。今回の着回しでご紹介したトレンチコートは、程よくゆったりとした着心地に仕上げた一着。肩章などの飾りはなるべく引き算しつつ、ポケットのフラップやベルトのバックルは生かしているため、トレンチらしさがあるのにすっきりした印象です。年を重ねても、それぞれの年代で着こなせて、いつまでも新鮮な気持ちで着られるコートです。
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GABARDINE 19
ブランドのスタート時より変わらないのは、オリジナルで開発した生地「ギャバジン19」。艶やかでしなやかな超長綿の糸を織り上げ、特殊な加工でシルクのような光沢感を放ちます。クラシックな素材感ながら、撥水加工を施し、嫌なシワになりにくく軽くてしなやかと、機能性も充実しています。
PROFILE
スタイリスト 村山佳世子 Kayoko Murayama
雑誌『eclat』や『Marisol』などで活躍するスタイリスト。研ぎ澄まされたトレンド感覚で、マニッシュからフェミニンスタイルまで、絶妙なバランス感覚と色合わせでスタイリング。大人の女性が取り入れやすい自然体のコーディネートが人気。
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