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3WAYで着回し自在! 新定番「バーウィック」徹底解説

2020.10.16

3WAYで着回し自在! 新定番「バーウィック」徹底解説

近年、ステンカラーコート「ダンケルド ML」をはじめとする定番モデルと並ぶ人気を獲得している「バーウィック」。英国軍のミリタリーウェアをモチーフにした4ポケットアウターです。カジュアルスタイルからスーツにまでマッチするよう計算したシルエットに加え、着脱可能なインナーベストにより3WAYで活用できるタイプも登場。今季はイタリアの名門ロロ・ピアーナ社のラグジュアリーファブリックや、知る人ぞ知るローデンクロスを採用した一着など、素材のバリエーションも充実しています。
テレワークが浸透し、仕事とブライベートがシームレス化するこの秋冬は、通勤にも休日にも合うアウターの人気がいっそう高まっています。そんな新しいライフスタイルに、「バーウィック」は最適な選択のひとつ。今年はどんなアウターを買い足そうかと思案中の方に、ぜひおすすめしたいアイテムです。

適度なストレッチ性があり、はっ水加工を施した素材を採用したこちらのバーウィック。シワが付いても手で引っ張れば元に戻る復元性の高いメモリーストレッチポリエステルです。ボタンやファスナーを表地と同色にすることで、カジュアルでありながらもシックな大人の印象に仕上げています。ジャケットが隠れる着丈で、まさにシームレス化が進む現代にぴったりの1着です。

  • VEST STYLE

    着脱式のインナーベストは
    単体でも活用可能


    防寒性を高めるインナーベストは着脱が可能なだけでなく、このようにインナー単品で着ることもできます。ニット一枚ではちょっと肌寒いけれど、まだアウターを着るほどではない、そんな季節の変わり目に重宝するはず。また、Vネックになっているので別のジャケットのインナーとしても着ることができます。

  • OUTER STYLE

    インナーを外して
    温かさの調節も自在


    インナーベストを外せば、冬のはじめにちょうどいい軽快なバランスで着られます。ちなみにフードも着脱可能で、外せばスタンドカラーのアウターに。着こなしに合わせてさまざまな表情で活躍します。

今季の「バーウィック」は素材もさらに充実

  • 01

    名門ロロ・ピアーナによる高機能ファブリックを採用


    イタリア屈指の高級生地ブランドとして知られるロロ・ピアーナ社の「グリーン・ストームシステム® 」を採用したバーウィック。毛98%、絹2%でありながら、防水・防風性を備えた高機能生地です。さらに中わたには、NASAのために開発された温度調節機能素材「アウトラスト」を使用。上品さと快適さを高レベルで両立しています。この冬なら、ボーダーニットを合わせて旬のフレンチテイストに着こなすのもおすすめ。

  • 02

    イタリアの老舗が手がけたソフトなツイード


    こちらのバーウィックは、イタリアで1861年に創業されたボットーリ社の「ヴェネチアンツイード」で仕立てた一着。イギリスの伝統的なツイードと比べ、非常に軽く柔らかい着心地を楽しめるのが魅力です。品格を感じさせるブラウンのグレンチェック柄は、シンプルなカジュアルスタイルで着ても上品な印象に。キャメルカラーのニットにベージュパンツ、ブラウンシューズで、茶系のグラデーションを意識してまとめました。

  • 03

    オーストリアの希少素材「ローデンクロス」にも注目


    「ローデンクロス」と呼ばれるクラシックな素材使いが印象的。オーストリアのローデン・シュタイナー社が手がけたもので、織り上げた生地に縮絨(湯に浸けて縮ませること)をかけて高密度に仕上げているのが特徴です。丈夫で着るほどに柔らかく馴染むほか、ローデングリーンとよばれる独特な色みも魅力。現在ではとても珍しい存在のため、ツウな服好きもうなる一着です。オフ白とライトグレーを効かせて現代的な着こなしに。

  • 04

    軽快な着心地を味わえるストレッチポリエステル


    「メモリーストレッチポリエステル」とよばれる素材を採用。適度な伸縮性とはっ水性を備え、軽快な着心地を味わえます。“メモリー”という名のとおり、シワになっても手で引っ張るだけで元に戻るイージーケア性も魅力。旅先でも重宝する機能性です。適度なハリがある上質な風合いもポイントで、タイドアップしたスーツスタイルにも好相性。通勤アウターとしても重宝する、汎用性に優れたアイテムです。